福岡堅樹さん「ゴールでボロ泣き」小6で100キロ歩き

【動画】4泊5日の日程で100キロを歩く福岡県古賀市立青柳小学校の6年生たち=渡辺純子撮影
[PR]

 小学6年生全員が4泊5日で100キロを歩ききる。福岡県古賀市立青柳小学校で恒例の「青小キャラバン」だ。「ゆとり教育」の時代に始まり、当初は反対した親からも協力を得ながら、19回の歴史を重ねてきた。つぶれた足のマメを手当てしながら、朝から日暮れまで歩き続け、寝袋で寝泊まりするハードな行事。それでも今秋、47人全員が4泊5日かけて100キロを「完歩」した。

 青柳小の卒業生でラグビー日本代表の福岡堅樹さん(27)の話

 僕らの時は山口県下関市まで歩きました。ゴールした時は感動して、合唱の指揮をしながらボロ泣きしました。泊まる所へのお願いから自分たちで準備して、成し遂げたときの達成感。ワールドカップに向けて練習してベスト8を成し遂げた喜びと、規模は違うけど近いものがあります。小学校一番の思い出です。

 当時は自炊もしていて、初日の夜に僕がご飯を感覚で炊いてめっちゃパサパサになったこと、父たち保護者が休憩地点でかき氷を作ってくれたこと。よく覚えています。僕らはいわゆるゆとり世代。4年生は登山、5年生はキャンプと、総合学習の時間をいまだに覚えているような行事に使ってくれました。本当は歩きたくない子もいるんですが、周りが一生懸命やっているのを見て、一緒に喜びたいという気持ちが絶対出てくる。普通の生活ではなかなかない成長の機会。ぜひ続けてほしいですね。