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 2019年5月の大津市の園児死傷事故や川崎市の児童らの殺傷事件を受け、群馬県渋川市は、市内の保育所や幼稚園、認定こども園など21施設の周辺500メートルの範囲を「キッズゾーン」とし、看板などを整備する。市は20日、施設側から要請を受けて散歩などの園外活動で安全を見守る市民ボランティア10人に「キッズガード」を委嘱した。

 キッズゾーンでは今月、市中心部の第一保育所を皮切りに、園児らが散歩などで園外活動をする地区で、車を運転する人らに目立つ場所に縦70センチ、横43センチの標識看板を複数立てる。今年度中に他の施設周辺にも順次、看板を設置する。

 キッズガードの一人で元幼稚園教諭の寺川喜美江さん(63)は「子どもたちを思い切り外へ連れていけるよう、子ども目線で危険を回避できるようにしたい」。渋川署の協力で危険箇所などの研修を経て活動を始める。(泉野尚彦)