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 トラック大手のいすゞ自動車は24日、2022年春に横浜・みなとみらい地区に本社を移転すると発表した。現在本社を置く東京都品川区南大井の「創業の地」から、周辺の関連会社とともに離れる。

 日産自動車本社から通りを挟んだ斜め向かいに建設中の「横濱ゲートタワー」(地上21階、地下1階)の5~15階部分に22年5月ごろに移転する。現在本社に勤める約1千人のほか、本社周辺の関連会社の社員ら計約2500人が対象。関連会社も含めた要員を同じビルに集約するとともに、主要生産拠点の藤沢工場(神奈川県藤沢市)の近くに本社を移すことで事業の効率化を図る。

 現在の本社がある場所は、1917(大正6)年にいすゞの前身のひとつである「東京瓦斯(ガス)電気工業」が自動車生産のための工場をつくった「創業の地」。91年に本社ビルを建設したが、業績悪化で01年に第一生命保険にビルを売却し、賃貸に切り替えていた。(久保智)