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 北海道教育大の中国人研究者、袁克勤教授が中国に帰国した後の6月から音信不通になっていることがわかった。研究者有志が24日、安否を憂慮する「緊急アピール」を発表した。

 同大などによると、袁教授は東アジア国際政治史が専門。5月下旬に親族の不幸を理由に帰国した後、6月上旬を最後に連絡が取れなくなった。家族からは「体調を崩し中国から戻れない」と説明があった。同大は関係機関に問い合わせをしていることは認めたが、「相手側の業務に支障が生じる可能性もあるため、詳細は控える」としている。

 中国では、中国近現代史が専門の北海道大教授が9月に当局に拘束され、11月に解放された。有志の一人の岩下明裕・北大教授は、袁教授も拘束された可能性が否定できないとして「安否を確認できる情報があれば知らせてほしい」と呼びかけている。