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 国内有数の真珠の産地、三重県志摩市の英虞湾で今夏、真珠養殖用のアコヤガイが大量死した。生産量が国内トップの愛媛県でも同じ事態が起きた。稚貝の被害が大きく、今後の真珠の生産に影響しそうだ。生産者からは、「再び起きたら廃業しかない」との悲痛な声も上がる。

 三重で被害が出始めたのは6月ごろ。貝の内臓を包む外套膜(がいとうまく)が縮んで死ぬ「斃死(へいし)」の報告が県水産研究所に相次いだ。県が8月に実施したアンケートには県内の真珠養殖業者の48%となる122業者が回答。今春生まれた稚貝の7割にあたる167万7千個が死んだことが判明した。斃死は10月ごろまで続いたという。

 稚貝が、真珠の芯になる「核」を入れられる大きさの「母貝」に育つまでには1年半かかる。ただ、三重では家族単位で営む小規模な業者が多く、手間がかかる稚貝の育成をやめる人が増えている。そうした業者は、愛媛の母貝養殖業者から仕入れている。

 「愛媛は全国的な貝の供給地。…

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