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 富士北麓(ほくろく)の溶岩洞窟でコウモリが越冬している。富士山自然保護センターが20日に青木ケ原樹海の「西湖コウモリ穴」(山梨県富士河口湖町西湖)を調査し、467匹を確認した。

 コウモリ穴は地下約5メートルにあり、洞窟の総延長は約350メートル。センターの渡辺通人(みちひと)理事は「年間を通して洞窟内の温度は一定で、冬は外より暖かいためコウモリが集まる。北麓で唯一の集団越冬地です」と話す。

 町によると、溶岩洞窟は青木ケ原樹海に大小合わせて千以上ある。ほかの洞窟は零下になることが多く、コウモリがいても集団にはならないという。(河合博司)