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 イエス・キリスト生誕の地とされるパレスチナ自治区のベツレヘムで24、25の両日、クリスマス恒例のミサなどが開かれ、各地から集まった人たちが祈りを捧げた。

 ミサが開かれたのは、聖誕教会に隣り合う聖カテリナ教会。教会前の広場では大きなクリスマスツリーがライトアップされ、世界各地から訪れるキリスト教徒や地元住民たちでにぎわった。

 家族15人でイスラエル北部から訪れたアラブ系のエッサム・ナサルさん(37)は「世界中の人たちにとっての平和だけを祈った。完璧な平和はなくとも、それに近づくことならできるはず」と話した。

 だが、聖なる夜にベツレヘムを訪れることが許されない人たちもいる。パレスチナ・ガザ地区に住むキリスト教徒だ。

 ガザ地区北部に住むエリアス・ジェルダさん(53)は「この5年間、イスラエルの許可が得られず、クリスマスにベツレヘムを訪れることができていない」と表情を曇らせる。

 今年も、19歳の長女だけが許可を得られたが、他の家族はガザにとどまった。「キリストが生まれた地で、神聖な時を過ごしたいだけなのに」と語った。

 ガザ地区は人口約190万人の多くがイスラム教徒だが、1千人あまりのキリスト教徒も暮らしている。ガザ地区はイスラム組織ハマスが実効支配していることから、2007年以降はイスラエルが境界を封鎖し、出入りを厳しく制限している。

 多くのキリスト教徒は、ベツレ…

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