拡大する写真・図版 米軍キャンプ・シュワブ前で、抗議活動をする人たちと警備員=2019年12月25日午前11時59分、沖縄県名護市、金子淳撮影

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 街の真ん中に広がる米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工期は、およそ12年――。25日に公表された計画をめぐり、移設を容認している県民は落胆し、反対する県民は膨らみ続ける事業費に憤った。

 「目の前は真っ暗だ」。普天間飛行場の近くに住む山城賢栄(けんえい)さん(81)は、辺野古への移設完了が2030年代以降になると聞き、声を震わせた。

 政府のこれまでの説明は普天間を「22年度またはその後に返還」だった。山城さんは「自分が生きている間は普天間の危険は、どうにもならない」と肩を落とした。

 飛行場の騒音被害を訴える原告団の団長を務める。もともとは、辺野古移設に「県内に負担を押しつけるだけ」と反対だった。ただ、1年前に土砂投入が始まり「もう後戻りはできない」と気持ちは少しずつ変わり、移設を容認するようになっていった。

 しかし、政府はこの日、工期と返還見込みが大幅に延びることを示した。山城さんは「もう誰も信じられない」。

 自営業伊波千恵美さん(44)…

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