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 チームメートにからかわれても、挫折を味わっても、愚直に努力を続けてきた選手には強さや運がある。東京五輪に臨むサッカー男子のU23(23歳以下)日本代表のDF渡辺剛(22)を見ていると、そう思う。

 剛(つよし)という名に、184センチで屈強な体格。愛称は「ツヨポン」だ。

 しかし、FC東京のU15チームにいたころは「ヨワポン」と呼ばれていた。小学生の時はクラスの背の順で前から2番目くらい。中学生になっても160センチほどしかなかった。パスなどの技術も不足していると判断され、U18チームへの昇格が許されなかった。

 サッカーを続けるため、山梨学院大付高に進んだ。身長が20センチ以上伸びて、サイドから中央のDFになった。体格の強みを生かそうと、徹底的にヘディングを練習した。中大に入ってからは筋力トレーニングで体を鍛えた。プロとして、FC東京に戻る。2019年に、その信念を現実のものとした。

 FC東京のトップチームで初出場となった19年3月のルヴァン杯・柏戦。1―2で負け、守備の反省をしつつも、CKから得意のヘディングで得点したことで「思い出に残るデビュー戦になった」と引け目なく語る姿が印象に残った。

 しかし、その後の成長や活躍は、私の予想を超えていた。

 リーグ戦でも起用されると、主…

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