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 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画で、政府は25日、総工費が従来の想定の約2・7倍の最大約9300億円に上るとの再試算結果を示した。埋め立て予定地の軟弱地盤対策費が大幅に膨らんだ。工期は約12年と試算したが、県は設計変更の申請を認めない方針で、計画の先行きはますます不透明となった。

 有識者が地盤改良工事について助言する技術検討会に防衛省が提示した。地盤改良を織り込んだ総工費を政府が示したのは初めて。2014年時点で政府は「少なくとも3500億円以上」(当時の小野寺五典防衛相)としていた。

 16年までにキャンプ・シュワブ北東側の海底に軟弱地盤が広がっていることが判明。13年時点では2310億円と見積もっていた埋め立て工事関連の経費は、今回の試算では約7225億円となっており、大規模な軟弱地盤の改良工事が総工費を押し上げた格好だ。

 埋め立て工事を含む工期は9年…

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