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 吉野彰・旭化成名誉フェローのノーベル化学賞受賞や、探査機「はやぶさ2」の小惑星への着陸成功など、日本の高い科学技術力を裏付けるニュースに沸いた2019年。10テーマを選び、今年の科学分野の話題を振り返ります。

拡大する写真・図版ノーベル賞授賞式を終え、化学賞のメダルを手にする吉野彰さん=2019年12月10日、ストックホルムのコンサートホール、代表撮影

 今年のノーベル化学賞はリチウムイオン電池の開発への貢献に贈られた。吉野彰・旭化成名誉フェロー(71)と米大学の2人の研究者が受賞した。

 ノートパソコンやスマートフォンといった電子機器を持ち運ぶ「モバイル文化」を生んだほか、太陽光など再生可能エネルギーによる電気をためることで、化石燃料に頼らない社会の実現につながると期待されている。

 リチウムイオン電池は繰り返し充電して使える二次電池で、吉野さんは、負極に出火の危険があった金属リチウムではなく炭素材料を使うことで、電池の安全性を大きく高めることに成功した。開発、実用化に日本の企業や研究者が貢献した。共同受賞者の一人のもとで実験を進めたのは日本の研究者で、世界に先駆けて商品化したのはソニーだった。

 大きな出力とコンパクトさで急…

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