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 「楠公(なんこう)さん」の愛称で知られる南北朝時代の武将・楠木正成ゆかりの地、大阪府の千早赤阪村で販売されている米「正成公御兵糧米(まさしげこうおんひょうろうまい) 不落(おちない)千早城」が、縁起がいいと受験生やその家族の間で人気になっている。

 倒幕を掲げる後醍醐天皇に忠義を示した楠木正成が、奇襲戦法で鎌倉幕府の大軍と戦い抜いた話にちなんでおり、籠城(ろうじょう)戦の舞台となった「不落」の千早城にあやかった。

 兵糧米は、同村の棚田で収穫した米を千早城跡にある千早神社でおはらいしており、1袋に白米150グラムが入って千円(税込み)。村の観光協会から委託を受けた飲食店・土産物店「金剛山麓(さんろく)まつまさ」(同村千早)が、2013年から扱っている。

 同店によると、高校や大学の推薦入試がある10月ごろから一般入試のある3月ごろまでがよく売れる。普段は1カ月に数袋の売れ行きが受験シーズンは100袋近くになるという。

 同店を経営する松本公成(まさのり)社長(46)は「(兵糧米が)少しでも受験生の後押しになればうれしい。がんばって」とエールを送る。

 同店の営業時間は午前9時~午後5時、金曜定休。問い合わせは同店(0721・74・0015)へ。(関宏美)