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 お昼に「除夜の鐘」を突きませんか――。奈良県五條市二見7丁目の高野山真言宗生蓮寺(しょうれんじ)が、31日午前11時45分から午後2時まで境内の鐘楼の鐘を開放する。例年より12時間前倒しし、子どもやお年寄りらが参加しやすくする。

 住職の高畑公紀さん(42)は、京都大大学院などで植物研究に打ち込み、生命科学の博士号を取得した異色の経歴を持つ。境内でハスを栽培しながら独創的な研究を続け、今年は「蓮茶(はすちゃ)」の缶入り飲料を開発して売り出した。

 鐘楼の鐘に手が届かない幼児向けには、寺で日常使っているひざ丈ほどの高さの半鐘を用意。鐘を突いた全員に缶入り蓮茶を1本ずつ進呈する。高畑さんは「どなたでも足を運んでいただき、地域の活気づけにもつながればうれしい」と話している。

 問い合わせは生蓮寺(0747・22・2218、午前9時~午後5時)。(福田純也)