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 2020年末での活動休止を発表している人気グループ「嵐」のデビュー20周年記念ツアー「ARASHI Anniversary Tour 5×20」の最終公演が25日、東京ドームであった。昨年11月以来、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5大ドームで全50公演を行った。ジャニーズ事務所によると、観客総動員数は約237万5千人で、国内アーティストによる一つのツアーとしては史上最大という。

 開演前、メンバー5人が会場の東京ドームで会見を行い、メンバーの1人の松本潤さん(36)は「いまはちょっとさびしさとやりきったという達成感が入り交じっています」と語った。

 25日の公演は全国329館の映画館617スクリーンでも同時中継され、約19万人を動員した。音楽ライブビューイングでは、これも史上最大規模となるという。

 コンサートで5人は、20年の間に歌った33曲を3時間半にわたって熱唱。最後のあいさつでは、メンバーそれぞれが20年を振り返った。

 櫻井翔さん(37)は「嵐は5人が欠けることがなく存在することに意味がある。これからも5人でチャレンジをするので、みなさんもついてきてほしい」。二宮和也さん(36)は「この5人の嵐でよかったと改めて思った。2020年12月31日23時59分の際の際までみなさんと楽しい思い出をつくっていきたい」と活動休止までの思いを語った。

 大野智さん(39)は「ライブが終わり、ホッとしています。ツアーの最中に活動休止発表をさせていただき、正直、そのあとどうなるかと不安で怖かったです。でも、みんなが本当に優しい目で僕らを見守ってくれていたから、最後までやりきることができました」と涙を流した。

 相葉雅紀さん(37)は「このメンバーでなければ20年続かなかった。嵐という名はデビューのとき、世界中に嵐を巻き起こすという意味でつけられたけれど、まだその目標をかなえていません。これからその旋風を巻き起こしていく」と抱負を語った。

 コンサートの演出を担当した松本さんも「世界中に嵐をまきおこすというのはこれから本気でやりたい。この1年は、20周年ツアーができないかと思ったときもあった激動の1年でしたが、最高の20年になった」と語った。

 嵐は25日、2020年の「日中文化・スポーツ交流推進年親善大使」に政府より任命された。来春には北京公演も予定している。(林るみ)