来年の初売り準備たけなわ 百貨店などで福袋に商品詰め
佐藤亜季 長橋亮文
正月を前に、小売り各社が福袋など初売り商戦の準備を急いでいる。人手不足で初売りを2日からとする動きもあるが、イオンやそごう・西武は元日から営業する。
イオンスタイル板橋(東京都板橋区)では26日、従業員が福袋などの商品を棚に陳列していた。イオングループは元日から全国約2万5千店で初売りを実施。この年末年始は9連休が取得できる企業もあるとみられ、実家などで過ごす時間が増えるとみて牛肉や海産物の品ぞろえを強化した。三が日で前年比5%増の売り上げを目指す。「消費増税があったが、『正月くらいはぜいたくしたい』という気持ちに応えたい」(広報)という。
西武池袋本店(東京都豊島区)でも26日、福袋に商品を詰める作業が始まった。今回は軽減税率で税率が据え置かれた「食」の福袋の数を増やし、福袋では前年比1割増の売り上げを目指す。三が日の商戦での売り上げ全体は「何とか前年を超えたい」(広報)。
来年の初売りではイトーヨー…
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