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 安倍政権が成長戦略の柱と位置づけて推進してきたカジノを含む統合型リゾート(IR)をめぐり、現職の国会議員が逮捕された。事業参入を狙う中国企業から賄賂を受け取った疑いで東京地検特捜部に逮捕されたのは、担当副大臣まで務めた衆院議員の秋元司容疑者(48)=25日付で自民党を離党。候補地選定など今後のスケジュールに影響は出るのか。

 「発表通り。コメントはしません」。約10年ぶりに現職国会議員を逮捕した東京地検の斎藤隆博・次席検事は25日夕の定例会見で、秋元議員の職務権限や便宜供与について問われても、こう語るのみだった。

 秋元議員は2017年8月から昨年10月まで内閣府副大臣としてIRを担当。IR整備に向けた「総合調整」や「法律案及び政令案の立案」、「関係機関や団体との連絡調整」などを所管しており、秋元議員はIR事業の推進を指揮する担当大臣の補佐役として、幅広い権限を有していた。特捜部はこれらの職務に関し、秋元議員が370万円相当の賄賂を受け取った疑いがあると位置づけた。

 園田寿・甲南大法科大学院教授(刑法)は「秋元議員側に渡った現金などが『職務行為の対価』と認められるかがポイントだ」と指摘。副大臣は権限が広いため、「情報伝達や口利きなどの見返りを期待した相手から金を受け取っていればアウトだろう」とみる。

 そんなIR推進の「中枢」にいた秋元議員に近づいたのが、贈賄側の中国企業「500ドットコム」だった。IR参入に意欲を示していた同社は17年7月、日本法人を設立。同社顧問の紺野昌彦容疑者(48)を中心に、秋元議員への接近を画策した。

 8月には沖縄県でIR事業のシ…

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