東芝、上場子会社2社を完全子会社に TOB成立を発表

小出大貴
[PR]

 東芝は26日、上場子会社の東芝プラントシステム東証1部)、西芝電機(東証2部)の完全子会社化をめざした株式公開買い付け(TOB)で、いずれも成立条件の「3分の2超」となる9割超の株式を取得し、TOBが成立したと発表した。今後は残りの株式を株主から買いとり、完全子会社化する。

 東芝は11月、上場子会社4社のうち3社のTOBを発表した。完全子会社化にはTOBの費用を含め、東芝プラントシステムに約1346億円、西芝電機に約42億円をかける。親会社と子会社がともに上場する「親子上場」は、少数株主の利益を損なうとの指摘があり、解消させた。

 2社のほかにTOBを発表していた半導体製造装置メーカー、ニューフレアテクノロジー(ジャスダック)に対しては、光学機器メーカーのHOYAもTOBを発表。東芝は株主が判断する時間を設けるため、TOBの期限を来月16日に延長している。(小出大貴)