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 明石市内で新たな新幹線車両基地(車両所)の整備を計画しているJR西日本はこのほど、基地の位置などを示したイメージ図を市に提供した。泉房穂市長が計画の現状を聞くため12月25日にJR西本社を訪ねた際に渡されたという。ただ、それ以外に詳細な説明はなく、市側は「これだけでは賛成できない」と伝えたという。

 図では、JR神戸線の大久保―魚住間の線路南側に基地、その中央付近に神戸線の新駅を配置し、山陽新幹線から基地への回送線を引くイメージがおおまかに示されている。

 市によると、JR西は明石市を基地の候補地とした理由について、山陽新幹線の基地が岡山県以西に偏っており新大阪駅近くにも必要なことや、浸水被害に遭いにくいことなどを挙げたが、基地そのものに関する具体的な情報はなかった。今年3月末をめどに改めて市に提案するとの説明があったという。

 12月26日に記者会見した泉市長は「説明を聞こうと思ったが、イメージ図1枚だけで驚いた。市民にとって望ましいかどうかが判断基準。JR西の真意を確認する必要がある」と話した。(寺西淳)