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 アフガニスタンで銃撃されて亡くなったNGO「ペシャワール会」現地代表の中村哲医師に対し、出身県の福岡県が27日、県民栄誉賞の贈呈を決めた。来年1月25日に開かれる「お別れの会」に先立ち、24日に県庁で贈呈式を開く。

 県民栄誉賞はこれまで、柔道の谷亮子さん、ソフトボールの上野由岐子さん、プロ野球の王貞治さん、大相撲の浅香山博之さん、ノーベル賞受賞者の大隅良典さんに贈呈しており、中村医師は6人目。故人への贈呈は初めて。県は授賞理由について、現地での用水路建設などの活動が人々の生活を大きく改善し、国際的に高い評価を得たと指摘、その功績は県民にとって大きな誇りであり、希望と活力を与えるものだとしている。

 24日からは県庁ロビーでペシャワール会の活動を伝える写真や映像を2月7日まで展示し、募金箱も設置する。小川洋知事は「会への支援の一端としたい」と話した。(宮野拓也)