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 人のiPS細胞にゲノム編集を施し、輸血した際に拒絶反応がおきないようにした血小板の作製に、京都大iPS細胞研究所などの研究チームが成功した。拒絶反応が問題だった患者にも使える血小板として、実用化が期待される。研究論文が27日、米科学誌ステム・セル・リポーツ電子版(https://doi.org/10.1016/j.stemcr.2019.11.011別ウインドウで開きます)に掲載された。

 血小板は血液成分の一つで、出血を止める働きをする。手術などの際に輸血される。だが、輸血を受けた人の免疫の型に合わないと拒絶反応が起きる。研究チームによると、輸血を受ける患者の約5%は拒絶反応で十分な効果が出ないという。こうした患者には、免疫の型が合う特定の献血者の血小板が必要になるが、緊急時に不足するなどの課題がある。

 研究チームは、遺伝情報を変えられるゲノム編集技術をiPS細胞に使い、免疫細胞から攻撃されないように工夫して血小板を作製した。その血小板を人の免疫細胞を持った特殊なマウスに輸血したところ、拒絶反応は起きず体内に残り続けた。機能も通常の血小板と同等だった。

 研究チームの江藤浩之教授は「現在の輸血制度を補完し、一段と高いレベルの医療を提供できる」と話している。

 江藤教授らはiPS細胞から通…

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