拡大する写真・図版 映画で描かれた広島市の中島本町。前作では木製の「大津屋商店」だった右の店の看板は、新作で昭和モダン風の「大津屋モスリン店」に変わった(C)2019 こうの史代・双葉社 /「この世界の片隅に」製作委員会

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《2019年公開の長編アニメ映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は2016年11月公開以来のロングラン上映が続いた前作「この世界の片隅に」に約40分の新映像を加えた作品だ。片渕須直監督は膨大な資料を使った綿密な描写で知られる。映画の冒頭、主人公「すず」が戦前の広島市の中島本町の繁華街を歩く場面。前作で古い木製だった「大津屋商店」の看板は、新作で昭和モダン風に変わった》

戦争を後世に語り継ぐ手引きとなる資料や蔵書や遺稿。それらが埋もれ、消えつつある。映画「この世界の片隅に」の片渕須直監督は危機感を抱いています。

拡大する写真・図版前作「この世界の片隅に」で描かれた広島市の中島本町。右の店の看板は木製で「大津屋商店」だった(C)2019 こうの史代・双葉社 /「この世界の片隅に」製作委員会

拡大する写真・図版片渕須直監督

片渕須直監督インタビュー

 たくさんの写真を集めて当時の街並みを描いたのですが、その店はピントのあった写真がなく、すごく苦労しました。ところが前作公開後に広島平和記念資料館が、同じ写真で少しはっきり写ったものがあったと教えてくれました。

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歴史解釈の定説を覆すような、貴重な資料。戦争の時代を後世に語り継ぐ手引きとなる蔵書。それらがいま埋もれ、消えていこうとしています。

 見ると、昭和モダンというか、…

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