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 甲府市中央2丁目の山梨中銀金融資料館で12日まで、企画展「こうふ500年の歴史と金融」が開催中だ。江戸~昭和時代の甲府の経済状況を示す資料約200点が並ぶ。当時の暮らしぶりを具体的に知ることができる。

 日用品や食べ物などの値段が記録された資料の展示が多い。江戸末期の物価を示す展示によると、うどんは14文、甲州ブドウを砂糖で包み込んだ伝統のお菓子「月の雫(しずく)」は10個で50文……。1文は現在の25円ほどで、今とそう変わらず手の届く範囲だったようだ。

 意外なのが昭和初期のクリスマスケーキ。甲府市の老舗洋菓子店「早川ベーカリー」が1934年に作成したチラシには30銭~5円とある。現在の価値に置き換えると、ざっと3千~5万円ほど。高価なうえ、価格の設定が幅広い。

 亀井大輔・学芸員は「昭和恐慌…

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