家の近所に障害者のグループホームができる――。それを知った住民らが反発し、建設をめぐって住民と事業者が対立する「施設コンフリクト」が各地で起きている。どうして住民は反対するのか。乗り越えられるのか。
「なぜこんな住宅地の中心に建てるのか」
東京都町田市で2019年2月、知的障害や精神障害のある人が暮らすグループホーム(GH)の建設が始まると、激しい反対運動が起きた。
GHの建設を計画した運営会社「セレリアンス」(東京都新宿区)は、住民からの希望で説明会を何度も開いた。だが、村松良記・事業推進部長は「聞くに堪えない言葉ばかりで、理解を得るのは無理だと思った」と振り返る。粛々と建設を進める予定だという。「犯罪者を住ませるのか」。住民が説明会で放った一言が頭に残る。
GHは家庭的な雰囲気のもと、…
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朝日新聞社会部