拡大する写真・図版 地球に帰還し、豪州上空で燃え尽きる初代「はやぶさ」=2010年6月13日

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 三大流星群の一つ「しぶんぎ座流星群」が1月4日夜に見ごろを迎えるのを皮切りに、年末には小惑星探査機「はやぶさ2」が地球に帰還するなど、2020年は宇宙イベントが目白押しだ。米国では、スペースシャトル以来となる新型宇宙船が人を乗せて初飛行する計画で、日本でも新型ロケット「H3」が20年度に打ち上げられる。宇宙開発の転換点となる年になりそうだ。

 しぶんぎ座流星群は、北斗七星の近くにかつてあった壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座を中心に流れるように見える流星群。夏のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群と並んで多くの流れ星が飛ぶことで知られる。今年は月明かりが少なく好条件。国立天文台によると、暗い場所でなら1時間に20個ほどを観察できる可能性がある。活動のピークは4日夜から5日未明にかけてで、その後も12日ごろまでは多くの流れ星が見えそうだ。

 8月のペルセウス座流星群は下弦の月が明るいが、それでも多くの流れ星が期待できる。12月のふたご座流星群は新月とあって条件は最良で、1時間に50個ほどの流れ星が見える可能性がある。

 人工流れ星の初実験も計画されている。日本の宇宙ベンチャー「ALE(エール)」は19年、宇宙から金属球を放出して夜空に流れ星を光らせる人工衛星を2機打ち上げた。流れ星は自然のものよりゆっくり、最大10秒ほど光るという。実験の日時は未定だが、ALEは20年内に実験するとしている。

 6月21日には、太陽の一部が…

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