[PR]

 茨城県取手市に、ICT(情報通信技術)による保育支援システムを導入した保育所が完成した。県内の公立保育所では初めてといい、保育士の事務作業を軽減して子どもと向き合う時間を増やす試みだ。雨水貯留槽などを備え、災害対応も重視した。来年1月6日に開所する。

 完成したのは「市立井野なないろ保育所」。市立吉田、舟山両保育所の老朽化などに伴って統合し、旧市立取手第一中学校跡地に建てた。定員は220人と市立6保育所では最大となる。鉄骨平屋建てで床面積は約2300平方メートル。隣には、東部地域子育て支援センターを移設した。工事費は計約13億3700万円。

 ICTシステムの導入は、事務作業の効率化による保育士の負担軽減が目的だ。保育室や職員室などにタブレット型パソコンを計16台配備し、保護者が入り口でカードをかざすと登降園を記録。データは共有され、給食室でも登園人数やアレルギー児童数が即座にわかる。手書きだった延長保育料の集計も電算化し、保育日誌や保育計画などの作成も楽になるという。

 市子育て支援課の担当者は「保…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら