佐賀県小城市の名物・小城ようかんで受験生を応援しようと、佐賀大生が小城ようかんを製造・販売する「桜月堂」(同市)とコラボして開発した商品が14日から販売される。その名も「よ~うかんがえる 合格ようかん」。

 きっかけは、2018年3月に九州経済産業局と特許庁が開いた「九州地域ブランド総選挙」。地域団体商標制度の認知度向上を目的としたもので、佐賀大芸術地域デザイン学部の学生の小城ようかんを使ったアイデアが「ベストビジネスプラン賞」を受賞した。

 アイデアを練るにあたり、佐賀・福岡の大学生にアンケートをしたところ、小城ようかんの認知度は低かった。一方で「勉強時には甘いお菓子を食べることが多い」「受験時にゲン担ぎのお菓子をもらったことがある」などの意見があり、縁起を担いだ甘いお菓子は受験生に需要があると判断。ダジャレも必要とネーミングを考えた。

 パッケージは学内でデザインコンペを開き、同学部3年の赤土リサさん(21)の作品が選ばれた。「自分が考えたデザインが商品になってうれしい。機会に恵まれてよかった」と話す。

 販売に先立ち、昨年のオープンキャンパスで配ってアピールしたといい、同学部3年の西山朋花さん(21)は「身近に受験生がいればメッセージを書いてプレゼントしてほしい。受験生はお守りとして持ち運んでくれるとうれしい」と話している。

 佐賀大の生協や佐賀市内、小城市内のスーパーなどで販売される。1個150円(税込み)。問い合わせなどは桜月堂(0952・72・2349)へ。(大村久)