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 カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、衆院議員の秋元司容疑者(48)に賄賂を渡したとして逮捕された中国企業「500ドットコム」の副社長を名乗る鄭希容疑者(37)が、本社に対して「賄賂のための金が必要だ」と伝えていたことが関係者への取材でわかった。東京地検特捜部はこのやりとりが記録された電子データを押収。秋元議員に渡ったとされる現金が賄賂だったことを示す重要な証拠とみて調べている。

 秋元議員は2017年9月28日、IR事業で有利な取り計らいを受けたいとの趣旨を知りながら、衆院議員会館の事務所で「500」社顧問の紺野昌彦容疑者(48)らから現金300万円を受け取ったほか、翌年2月の北海道への家族旅行の旅費計約70万円を負担してもらった疑いがある。

 オンラインカジノなどを手がけてきた同社は17年7月に日本法人を設立。8月に那覇市で開いたIR関連のシンポジウムで秋元議員に講演してもらい、同議員と接点を持った。秋元議員はシンポから3日後にIR担当の内閣府副大臣に就任。現金300万円が渡されたのは翌月だった。

 贈賄容疑で逮捕された3人のうち、鄭容疑者が広東省・深圳の本社との連絡役を担当。日本でのIR参入に向けた活動について本社側に相談していた。秋元議員に働きかける方策などを話し合う中で、「賄賂のための金が必要だ」などと説明していたという。

 紺野容疑者と元沖縄県浦添市議…

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