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 北海道大樹町の宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ」(IST)は30日、小型ロケット「MOMO」5号機の打ち上げを、来年1月1日以降に延期すると発表した。打ち上げを目指していた31日も、上空の風の状態が悪いことが予想されるためとしている。

 当初予定では、29日朝に打ち上げる予定だったが、機体配管から窒素が漏れるトラブルが発生し、原因究明のため、同日の打ち上げを見送った。予備日の30日は上空の風の状態が悪いことが予想されたため、31日以降に延期するとしていた。

 ISTは今年5月、同型の「MOMO」3号機で、民間単独ロケットとして国内で初めて高度100キロ以上の宇宙空間に到達。しかし、同7月に打ち上げた4号機は機体不具合でエンジンが緊急停止した。

 厳寒期の打ち上げは同社にとって初めてで、対策として、5号機に、従来行っている低温下での部品の動作確認とともに、今月には2回にわたり、機体の打ち上げ動作のリハーサルを実施した。(中沢滋人)