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 大手電機メーカーのNECがサイバー攻撃を受け、何者かに社内ネットワークに不正侵入された恐れがあることが30日、わかった。NECによると、約2万8千件のファイルが入ったサーバーが不正アクセスを受けた。「情報流出などの被害は確認していない」(広報)としているが、情報流出が全くないとは言い切れないという。

 NECは取材に対し、社内ネットワークに不正アクセスを試みる例は日ごろから確認しているが、これまでに外部への情報流出や被害が確認されたものはないと説明している。

 大手電機メーカー、三菱電機の社内ネットワークが大規模なサイバー攻撃を受け、採用応募者や従業員ら最大で8122人分の個人情報や、官民の取引先の機密が流出した可能性があることが今月明らかになったばかり。三菱電機では防衛関連、電力や鉄道といった重要な社会インフラ関連の情報が流出した恐れがある。NECも防衛装備品を手がけており、防衛関連の情報流出が懸念される。