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 新型コロナウイルスによる肺炎が広がっている問題を受け、奈良市の世界遺産・春日大社は31日から特別祈願を始めた。朝の祈りの時間に、伊勢久夫権宮司(ごんぐうじ)が悪疫退散の祝詞(のりと)を奏上。参拝者と共におはらいの言葉を繰り返し唱えた。事態が落ち着くまで毎日続ける。

 奈良県内では、中国・武漢市への渡航歴がない、60代のバス運転手の男性の感染が28日に確認されている。春日大社では2002~03年に重症急性呼吸器症候群(SARS)や、09年に新型インフルエンザが流行した時も特別祈願をしてきた。伊勢権宮司は「日本だけでなく、全世界の人々がウイルスに感染しないことを祈りました」と語った。(根本晃)