[PR]

 国際パラリンピック委員会(IPC)は31日、国際車いすバスケットボール連盟(IWBF)が障害のクラス分けの基準を独自に持っているのはルール違反だとして、車いすバスケットボールを東京パラリンピックの実施競技から除外する可能性があると警告したと発表した。5月29日を期限に対応を要求している。

 IPCによると、今回の措置は1月23日から25日の理事会で全会一致で決まった。ここ数年、何度もIWBFに勧告をしてきたが聞き入れなかったため、強行したという。IPCのアンドリュー・パーソンズ会長は「車いすバスケットボールは人気競技だが、ルールに従わなくていいわけではない。対応に十分な時間を与えてきたが、限界に達した。最悪のシナリオになれば、競技とアスリートたちがパラリンピック大会に参加できなくなる」などとの声明を発表した。

 車いすバスケのクラス分けでは、障害の程度や運動能力に応じて0・5点刻みで「持ち点」が与えられ、コート上の5選手が合計14点以内で戦う。関係者によると、点数の基準はこれまでIWBFが定めてきたが、IPCが反発。「クラス分けの基準や障害の検査方法はIPCが定める」と要求したという。話し合いは平行線をたどり、IPCは「要求をのまなければ、東京パラリンピックから除外する可能性がある」とIWBFに伝えたという。

 東京大会では、8月26日~9…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら