[PR]

 自民党の石破茂・元幹事長は1日、鳥取市内で記者団の取材に応じ、2021年に行われることが想定される自民党総裁選に向け、「共に国家を語れる国会議員は大勢いる。真剣に語る機会を増やしていきたい」と述べ、同党所属国会議員の支持拡大に意欲を示した。

 石破氏は18年の総裁選で党員票の約45%を獲得しながら、国会議員票では安倍晋三首相に大差を付けられ、敗れた経緯がある。次期総裁選挑戦に意欲を示す石破氏だが、「ポスト安倍」へ向けて、国会議員票の獲得はなお課題だ。

 石破氏は国会議員の支持拡大について、「こちらから語りかけていかなければ応えていただけない」とも語り、積極的にアプローチする考えを示した。

 一方、総裁選に向けた菅義偉官房長官との連携について問われると、「安倍長期政権は菅長官の存在なくしてあり得なかった」と指摘。「政権の中核である菅さんと私が(国家観を)話すべきだとも思わない」と述べつつ、「自民党はいかにあるべきか、国家はいかにあるべきかという共有した思いを持つかどうかだ」とも語り、含みを持たせた。(鬼原民幸)