拡大する写真・図版 DNA検査会社のアプリの家系図を見せるリンダ・ケッチャムさん=2019年12月17日、米カリフォルニア州オンタリオ、香取啓介撮影

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〈私は○○人〉アメリカ リンダ・ケッチャムさん

 2015年の暮れに、軽い気持ちで夫にねだったクリスマスプレゼント。男女8人の子育てに忙しいカリフォルニア州オンタリオの主婦リンダ・ケッチャムさん(54)は、それが「自分」を変えることになるとは思ってもみなかった。

 99ドル(約1万円)でネットで注文したのは、DNA検査キット。唾液(だえき)などを送れば、自身の先祖がどの地域出身か、割合で示してくれる。

 子どもの頃から、家系図作りに興味があった。亡くなった両親から聞かされていたのは父はドイツ系、母はスコットランド―アイルランド系ということだ。「自分のエスニシティー(民族的背景)がどんなものか見たくて、ただそれだけだった」

 翌月、検査会社から送られてきた結果は奇妙だった。西ヨーロッパ36%、アイルランド16%、英国9%は予想通り。しかし、ほかにイベリア半島24%、ネイティブアメリカン9%と記されていた。「何これ」。全く心当たりがなく、検査の間違いだとそのまま放置していた。

 しかし、DNA検査会社の提供情報は、それだけではなかった。ほかの受検者で近いDNAデータの人がいれば、「親類かも」と紹介してくれるマッチングサービスもしていた。国勢調査など公的な公開記録と組み合わせて家系図をつくることもできた。

 ケッチャムさんに「親類かも」…

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