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 自民党の石破茂・元幹事長は1日午前、カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、中国企業側が自民党などの国会議員5人に現金を渡したと供述するなど政界工作の疑惑について、「事実とすれば、国として進めてきた(IR)プロジェクトの正当性に疑問を持つ人も出てきかねない」と危機感を示した。

 鳥取市内で記者団の取材に応じた。朝日新聞は1日、東京地検特捜部の調べに対し、衆院議員の秋元司容疑者(48)に現金を渡したとされる中国企業側が他に5人の国会議員に「現金を配った」と供述していると報じた。

 石破氏は記者団に「報じられているような問題の解明が急がれる」と指摘。「IRの意義をもう一度確認し、国民に広くご理解をいただく。(通常国会の)審議を通じ、明らかにすべきことは明らかにしていかなければならない」と述べた。(鬼原民幸)