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 白石市の弥治郎こけし村で2日、新春恒例の初挽(ひ)きがあった。職人の技の向上と無病息災を願う行事で、今年で54回目。職人歴約50年の星博秋さん(66)が挽き役を担った。

 こけしなどで飾り付けたみこしを子どもたちがかけ声とともに担ぎ、星さんも一緒に登場。こけし村内にある神社で神事をした後、境内に据えたろくろで星さんがミズキの木を削り、色づけして高さ6寸(約18センチ)のこけしに仕上げた。全国の愛好家らが見守り、こけし好きの女性「こけ女(じょ)」の姿もあった。

 星さんは「改めて歴史の重みを感じた。初心に帰って先人に思いをはせ、がんばりたい」と話した。(伊藤政明)