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 正月らしい催しを通して生き物に興味を持ってもらおうと、山梨県忍野村忍草の「森の中の水族館。(県立富士湧水(ゆうすい)の里水族館)」で2日、イカ墨を使った書き初めのイベントがあった。

 書き初めに先立って会場では、スタッフがイカを解剖しながら、墨が入っている袋やイカの口の位置、形を解説。訪れた家族連れが熱心に耳を傾けた。墨汁はコウイカの墨を裏ごしし、少量の水を混ぜて作った。

 埼玉県久喜市の岡野奏助さん(10)は「普通の墨汁よりどろっとしていた」と言い、一緒に参加した親戚の折原さくらさん(11)は「初めての感覚」と笑顔だった。奏助さんの父達也さん(40)は1カ月前に美容室を開業したばかり。「今年1年、お店がうまくいくようにと『商売繁盛』と書きました」と話した。

 イベントは3日もある。問い合わせは水族館(0555・20・5135)へ。(野口憲太)