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 2020年米大統領選の民主党候補者指名争いで、フリアン・カストロ元住宅都市開発長官(45)が2日、選挙戦から撤退することを表明した。唯一のヒスパニック系の候補者だったが、支持を十分に広げられなかった。選挙戦を続ける候補者は14人となった。

 カストロ氏はこの日、ビデオメッセージで「アイオワでの党員集会まであと1カ月で、現在の選挙状況を考えると、今は我々にとって好機ではないと判断した」と述べ、選挙戦を終結させることを明らかにした。

 カストロ氏は祖母がメキシコからの移民。テキサス州サンアントニオ市長や、オバマ政権の住宅都市開発長官も務めた。双子の弟ホアキン氏は民主党の下院議員。「多様性」を看板に掲げる民主党で、有力なヒスパニック系候補として期待されていた。(ワシントン=土佐茂生)