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 徳島県内では3日、新年を祝う催しが各所であり、多くの人出でにぎわった。(高橋豪)

 徳島市立徳島城博物館では、恒例の獅子舞があった。阿波踊りの有名連のメンバーらでつくる「藍吹雪」から約35人が参加。2頭による獅子舞を、阿波踊りの「ぞめき」で演出した。最後は来館者も交じって獅子舞と共演。獅子に頭をかまれて泣いていた子どもにも笑顔が戻った。

 徳島市の幼稚園年長、大石葵さん(6)は初めて見た獅子舞に「カタカタという音が怖かった」。春からの小学生生活に向けては「漢字の練習をいっぱいして阿波踊りももっと上手になりたい」と話した。

 あすたむらんど徳島(板野町)では、鳴門大凧(おおだこ)保存会が持参した円形の「鳴門わんわん凧」を、来場者らが揚げた。

 最大のたこは直径3・2メートル。阿波和紙と竹製で「令和」の文字と干支(えと)のネズミが描かれている。200メートルはあるという糸を大人15人が風にあわせて引くと、大だこは青空を舞った。

 親子連れは保存会員の指導で小型のわんわん凧に挑んだ。鳴門市の武林功さん(34)は「(息子が)家でゲームばかりだったので、外遊びを始めました」。小学1年の長男・航汰君(7)は「ようけ揚がった。楽しかった」と笑顔だった。