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 鉄壁の守りで準決勝へ――。東大阪市花園ラグビー場(大阪府)で3日あった第99回全国高校ラグビー大会準々決勝で、奈良県勢の御所実が14―0で東海大仰星(大阪第3)を破った。決勝進出をかけた相手は抽選で常翔学園(大阪第2)に決まった。5日午後0時45分から同ラグビー場で対戦する。

 東海大仰星は昨年3月の近畿大会2回戦で敗れたが、翌月の選抜大会準々決勝で雪辱した相手。「どんなところからでも点が取れるチーム」と警戒していた竹田寛行監督は試合前、「みんなで動きを言葉で伝えることをやかましく言った」という。

 試合は、御所実が前半7分に先制した。ハーフライン付近からパスをつなぎ、ウィングの沢口飛翔(つばさ)選手(3年)が相手防御の裏にボールを蹴り、インゴールに入ったところで自ら押さえた。後半3分には相手陣でパスを受けたフルバックの石岡玲英主将(3年)がスピードに乗ったステップで相手防御を振り切り、トライを挙げた。

 しかし、後半18分、自陣深くでナンバー8の西林勇登選手(3年)が危険なタックルをしたとして一時退場に。ゴールライン付近まで攻め込まれたが、鋭い出足と豊富な運動量でしのいだ。ゲームキャプテンでプロップの津村大志選手(3年)は「しんどい時間帯があるのは想定内。オフサイドやペナルティーなしで、とにかく相手が得点できる流れをつくらないようにした」と振り返った。

 準決勝に向け、石岡主将は「コミュニケーションをしっかりとり、組織的なディフェンスをしたい。サポートしてくださる方々への感謝をフィールドで表現したい」と話した。(平田瑛美)