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 岡山市北区の岡山後楽園で3日、新年恒例のタンチョウ園内散策があり、優美でめでたい姿を写真に収めようと、多くの観光客がカメラやスマートフォンを手に集まった。

 タンチョウは国の特別天然記念物。園には現在、8羽がおり、うち4羽が散策した。

 散策開始の1時間以上前から観光客が待ち構え、飼育員に連れられたタンチョウが芝生の広場に姿を見せると「来た、来た」と声を上げた。そしてタンチョウが大きな翼を広げて飛び立つと、一斉にシャッターを切っていた。

 市内の田畑和子さん(85)は「後楽園には時々来ますが、タンチョウの散策を見るのは初めて。目の前に降りたってくれて、今年は良いことがあるかもしれません。楽しみです」とうれしそうだった。

 また、隣接する県立博物館では「甲冑(かっちゅう)着用体験」があり、40人が武将気分を味わった。子ども用は、伊達政宗、織田信長、真田幸村のよろいかぶとの写しで、NHKの大河ドラマで使われた甲冑を担当した会社が製作した本格的なもの。このほか、軍配や采配なども用意され、親子連れや歴史ファンがうれしそうに記念撮影していた。

 昔の生活を調べるという冬休みの宿題のために館を訪れた倉敷市立菅生小学校3年白髪涼人君(9)は伊達政宗仕様を着用。「よろいとかぶとは思ったより重かったけれど、面白かった」と笑顔で記念撮影をしていた。(菅野みゆき)