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 2、3日に行われた東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で3年連続4回目の出場の東京国際大(埼玉県川越市)が5位に入り、初めて来年の大会のシード権を獲得した。これまでの最高順位だった昨年の15位を大きく上回る結果に、大志田秀次監督は「我々より強いチームが後方にいたので苦戦すると思ったが、選手たちが攻めるレースをしてくれた」とたたえた。

 創部9年目で、監督就任当初は自身が校内放送で部員募集を呼びかけるなどゼロから立ち上げたチーム。「全国高校総体にも行けなかった選手らが集まったチームだったが、子供たちに夢を与え、光をあてるというつもりで育成してきた」と監督。初シードを素直に「うれしい」と語った。

 前日の2、3区で伊藤達彦選手(4年)とイェゴン・ビンセント選手(1年)が区間新の快走で一時は首位を走った。エース伊藤選手は「チームとしても個人としても箱根を通じて成長できたと思う」と満足そう。卒業後はホンダでマラソン選手をめざす。

 シード権獲得に喜ぶ選手が多い中、主将でアンカーの内山涼太選手(4年)だけは意気消沈。最終10区で、国学院大、帝京大に抜かれて5位でのフィニッシュになり、「3位をとれなかったので、初シードのうれしさよりも今は悔しい」と涙をにじませていた。(堀川貴弘)