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 保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)が過去にイスラエルに入国する違法行為をしていたとして、レバノンの一部の弁護士グループが2日、ゴーン前会長の訴追を求める報告書を同国の司法当局に提出した。

 AFP通信によると、ゴーン前会長は2008年、電気自動車関連の式典などに出席するため、イスラエルを訪問したとされる。レバノンでは、国民が敵対関係にあるイスラエルに入国することを禁止しており、米ワシントン・ポスト紙(電子版)は「有罪になれば、最長で禁錮15年の刑を受ける可能性がある」と指摘している。

 一方で、すでに時効が成立しているとの見方もあり、司法当局が訴追に動くかどうかは不透明だ。(ベイルート=石原孝