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 自民党の岸田文雄政調会長は4日、安倍晋三首相の後継を争う党総裁選挙について「新しい時代をしっかり担うという気持ちを形に表すために今年1年、しっかり奮闘、努力する」と述べ、強い意欲を示した。地元・広島市で初詣のあと、記者団の質問に答えた。

 安倍首相が「ポスト安倍」候補として再三、岸田氏の名前を挙げていることには、「私自身が評価されたということならば光栄」と述べた。首相の総裁任期は来年9月末だが、「いつ総裁選が行われるのか定かではない。どんなことが起こるか不透明だ。どんな状況になるにしても、次の時代を担うべく努力を続けていきたい」と語った。

 一方、IR事業をめぐる汚職事件については「IR自体のイメージや信頼性が損なわれるようなことがあってはならない。まずは実態について疑惑を受けた本人がしっかり明らかにすることが大事だ」と話した。

 日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告がレバノンに逃亡した問題では「もともと日本の司法のあり方自体が国際社会で様々な指摘を受けてきた経緯もある。改めて日本としてしっかり説明を行い、国際社会の理解を得るべく努力しなければならない」とした。(西村圭史)