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 SNSのフォロワーは17万人を超え、ニックネームは「レミたん」。顔まねでは海外の大物俳優から動物の馬まで披露し、ちゃめっ気たっぷりな動画が人気を集める。インターネット上で影響力を持つ「インフルエンサー」の素顔は、ハンドボール男子日本代表の主将だ。SNSを駆使する土井レミイ杏利(あんり)(30)は東京五輪を控え、マイナー競技からの脱却を狙う。

 15秒間の動画を投稿できるSNS「TikTok(ティックトック)」では知られた存在で、高い身体能力を生かした奇抜な動きに定評がある。昨年から拠点を日本に移し、SNSでの発信を増やした。投稿の大半が競技とは無関係なのには理由がある。「レミたん」を窓口にハンドボールに興味を持ってもらおうという試みで、土井は「SNSのおかげでハンドが有名になっている。目標が形になりつつある」と喜ぶ。

 2013年から所属した世界屈指のフランスリーグに別れを告げ、今季から初めて日本リーグでプレーする。開催国枠で32年ぶりに出場する東京五輪を見据えて決断した。「個人で考えればレベルの高い国にいる方がいい。ただ、日本に戻れば、代表の合宿に全て参加できる」。移籍先に選んだのは、強豪の大崎電気。複数の代表選手を抱えているからだ。

 一度は引退を決意したことがあ…

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