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 中国の王毅(ワンイー)国務委員兼外相は4日、イランのザリフ外相と電話会談した。イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を米軍がイラクで殺害したことについて、「国際関係において武力を使用することに反対する」と述べ、米国を批判した。

 中国外務省によると、王氏は電話会談で「米国の軍事的な冒険行為は、国際関係の基本的原則に反する」と批判。そのうえで「中国は中東湾岸地域の平和と安全を守るため建設的な役割を果たす」と語った。これに対し、ザリフ外相は「地域の緊張が強まるのを防ぐため、中国が重要な役割を発揮することを希望する」と述べたという。

 王氏とザリフ氏は12月31日に北京で会談したばかり。王氏はその際、米国がイラン核合意から一方的に離脱したことについて「国際的義務を放棄している」と批判していた。

 外務省によると王氏は4日、ロシアのラブロフ外相やフランスのルドリアン外相ともそれぞれ電話会談し、米軍の武力行使に反対する立場を伝えた。(北京=高田正幸)