拡大する写真・図版かつて担当した患者との再会を喜ぶ高山義浩さん(写真左)。フリーライターとして紛争地取材、厚生労働省の官僚として地域医療構想づくりに関わった経歴もある=沖縄県うるま市

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沖縄県立中部病院医師 高山義浩さんに聞く

 人生の最後をどう生き、周りや社会がどう支えるか。最近、本人が望む治療やケアを話し合うよう呼びかける「人生会議」のポスターが「炎上」したが、これは私たちがどこかで直面する切実なテーマだ。地域医療の現場から彩り豊かなメッセージを発信する沖縄県立中部病院の医師、高山義浩さん(49)に話を聞いた。

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2日間で29種100項目以上を検査するという人間ドックは、入会金が150万円、毎年の会費が50万円。どんな人が利用するのでしょうか。

ピンピンコロリ(PPK)は理想的なのか

 ――なぜ、「人生の最終段階」について考えないといけないのでしょうか。

 「医療技術の進展で多くの患者が救われるようになりましたが、限界も明らかになってきました。必ずしも幸せそうとは言えない高齢者が増えています」

 「特に、老衰を迎えた高齢者にどこまで治療するのか本人が判断しないまま、胃ろうや気管切開で生きながらえさせることがあります。もちろん、本人が望むのであれば、延命もまた生き方として認められるべきでしょう。けれども、人生の最終段階を他人任せにした結果、尊厳ある生き方が奪われてはいないでしょうか」

 ――厚生労働省の「人生会議」のポスターはネットで炎上し、自治体への発送をやめる騒動になりました。

 「傷ついた患者さんやご家族が…

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