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 イランのイスラム革命防衛隊のソレイマニ司令官(62)が米軍に殺害され、米イランの緊張が高まる中、イラクの米軍が駐留する基地付近に4日、ロケット弾が着弾した。イラクの米国関連施設を狙ったロケット弾攻撃はこれまでもあったが、今回は司令官殺害への親イラン勢力による報復と受け取られかねず、緊張状態が続いている。

 イラク当局などによると、ロケット弾が着弾したのは首都バグダッドの北にあるイラク軍の空軍基地付近。バグダッドで米大使館や政府機関が集まる「グリーンゾーン」と呼ばれる地域にも撃ち込まれ、米国大使館から1キロに満たないところに着弾したという。

 5日午前には、ソレイマニ司令官のひつぎがイラクからイラン南西部アフワズに到着。葬儀があり、数万人規模とみられる参加者が「米国に死を」「報復だ」と叫ぶなど、米国への報復論が強まっている。イランでは革命防衛隊を中心に、米国への報復戦略が練られており、方法や実施時期などは最高指導者ハメネイ師の同意を得つつ、慎重に精査している模様だ。イラン政府関係者は5日、朝日新聞の取材に「報復は注意深く入念に検討されることになる」と語った。

 一方、ハメネイ師の軍事顧問デフガン前国防相は5日、米CNNのインタビューで「報復は軍事的で(米軍関連の)軍事施設に対してのものになる」と強調。革命防衛隊が直接手を下さなくても、イラクのイスラム教シーア派武装組織や、レバノンのシーア派組織ヒズボラなど親イラン勢力を支援する形で、中東の米軍関連施設などに「報復」攻撃を加える可能性もある。

 ソレイマニ司令官の殺害は、2…

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