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 「かえれ」。わが子を迎えに行った保育園で園児にそんな言葉を浴びせられた重度障害者の父親が、この保育園で出前授業を始めた。「一人ひとり、みんな違う人間だよ」。多様性を学ぶきっかけになればと願う。

 脳性まひで重度の身体障害や、言語障害がある藤岡耕二さん(67)=広島市安佐南区。電動車いすを使い、ヘルパーの支援も受ける。

 5歳の娘を市立保育園に迎えに行った昨年4月、園庭で園児から「変な声」などと言われ、次第に「かえれ」の大合唱に。「とと(お父さん)のことしらないからだよ」と娘は言ったが、次第に登園を嫌がるようになった。

 藤岡さんは、思いをつづった文…

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