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 国家安全保障局(NSS)の北村滋局長が今月中旬、局長就任後初めてロシアを訪問する方向で調整していることが分かった。北方領土をめぐる日ロ平和条約交渉の打開をめざし、ロシアのプーチン大統領の側近であるパトルシェフ安全保障会議書記らと会談する予定だ。

 複数の日本政府関係者が明らかにした。北村氏は安倍晋三首相が11日から予定している中東訪問に同行した後、15~17日にロシアを訪れる方向だという。これに先立ち8~10日には訪米し、局長就任後初となる日米韓3カ国の安全保障担当の高官協議などに臨む。

 北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射などの懸念が高まる中、米国のオブライエン大統領補佐官(国家安全保障担当)、韓国の鄭義溶(チョンウィヨン)・国家安保室長と会談し、日米韓3カ国の連携を確認する。高官協議は昨年12月に予定されていたが、日程の調整がつかず延期となっていた。