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 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は7日午前の新年の辞で、今夏に開かれる東京五輪に南北合同チームで参加するため、北朝鮮側との協議を進めたい考えを示した。非核化をめぐる米朝交渉が難航するなか、北朝鮮に積極的な対話の必要性を訴えた。

 文氏は米朝交渉の停滞から、南北間の協力も「この一年間、大きな進展がなかった。悔しさは大きい」と語った。そのうえで「韓国政府も米朝対話の促進に努力する」と述べた。

 文氏は南北協力の一環として、東京五輪に触れた。北朝鮮側と「(開会式の)共同入場と単一チームのための協議を継続しなければならない」と強調した。2032年夏季五輪の南北共同開催についても「共に飛躍する絶好の機会」として、実現に向けた努力をすると強調した。

 一方、日本については「一番近い隣人」と表現。対日関係を「未来志向的に進化させる」としたうえで、日本が輸出規制を撤回すれば「両国関係がもっと早く発展することができる」と呼びかけた。(ソウル=鈴木拓也)